こさのこさいさい

地方FMパーソナリティの日記です。オモコロ杯2020銅賞いただきました。

恋愛才能ナシの論:シンデレラ城前でプロポーズ

こさいです。

 

垢抜けチャレンジ編と並行して、恋愛トークもしていきます。

 

まず大前提で書いとかないといけないんですけれども、

私には恋愛の才能がありません。

 

☨☨わかんねンだ…人の気持ち…☨☨とかそういうのじゃなく、

むしろ考えすぎてしまうことによってムードに染まれないのです。

 

が、決して恋愛ってダッセーよな!などとひねくれているわけでもなく

興味をしっかり持ち続けた結果おかしなことになっちゃっただけなんです。

 

私は今年で誕生30周年~Anniversary~を迎えました。

自分なりに恋愛と向き合い、染まろうと努力した時期も長かったです。

しかし真剣に向き合えば向き合うほど、無理っぽいなという確信が深まっていくのみでした。

 

ていうかたぶん向き合い方の方向性も間違っていて、

「自然に誰かを好きになる」ができないのならまず理屈を学ぼう!

図書館で恋愛に関するホルモン分泌の仕組みなどを読み漁っておりました。

恋をしている友人の嬉しそうな語りに耳を傾けては、「きっとエストロゲンっつ~のが出ている影響で気分が高揚しているんだな」と考えていました。

 

加えて、形から入ろうと「私は○○くんを好きである」という設定で一日を過ごしたあと夜冷静に行動データを記録するといった、今振り返ればめちゃくちゃ恐ろしい発想で実証実験を試すこともありました。

そうすると稀に相手の方がこちらに気を持って下さるという現象が起こり、設定上私はその人を好きなわけですから交際に発展することもあったのですが、本心は常に「凪(なぎ)」の状態だったためそのあとどうしたいかが一切浮かばず時間だけがいたずらに経過するという申し訳ない展開になりすべからく破局に至ってきたわけです。

 

この発想そのものが人を傷つけている…と気付いた20代半ば以降は広く浅いところで人間関係を留める努力を欠かさなくなりました。まじですみませんでした。

たとえば、「こさいさんはどういう人がタイプなんですか?」と訊かれたときに「フェアリー・ひこうです」と答えるような感じです。これを「はぐらかしの人生」といいます。

 

ちなみに私は漫画を描いたりしてるのですが、ジャンルはブコメです。

理屈をめちゃくちゃ勉強したからには活かさないとやってられないのです。

 

前置きが長いうえに怪談じみてしまいました。

今回はディズニーランドでたまに発生する「シンデレラ城前でプロポーズ」という事象について私見を述べます。事象て。

 

憧れる!という人がいる反面で、絶対に嫌だ!という意見もあります。

私はどちらかといえば後者です。

 

嫌だ派の主張に多いのは、「他のゲスト/キャストさんに迷惑」や「断りづらい雰囲気にされるのがキツい」など。

もちろんそれも大いにわかります。

 

でも私は、それよりなにより「シンデレラ城建てたのお前じゃねーだろ」と思ってしまうんです。

いや別に建ててなくてもいいんですけど、恐らく城の所有権を持っているのはシンデレラ夫妻(言い方違うかもしれない)ですよね。

人ん城(じょう)の前で「僕のお姫様になってください(文言わからない)」、これはなぞらえるなら

持ってないアパートの前で大家顔(おおやがお)をするみたいな……え?全然なぞらえられてない?そんなこと言うとあなたの靴をガラスにしてしまいますよ。

作ってない料理を出してシェフ顔をするみたいな……これも違う?あなたの冬至は馬車に四方を囲まれるでしょう。

 

とにかく!

プロポーズする側の「城設定」が気になって承諾うんぬんなぞ二の次になっちゃうから嫌なんです。

 

この話を職場でしたら有給休暇を貰えたことがあるので、休みを取りたい方は参考にしてみてくださいね。

 

おしまい