SOUL'd OUT文化学~帽子の上に帽子をかぶろう~
こんにちは!こさいです。
今日は『(勝手に)学問として向き合うSOUL'd OUTの魅力』という個人テーマで
解散しているにも関わらず未だに多くのファンを抱えるHIPHOPアーティスト、
SOUL'd OUTのどこにドハマリしてしまったのか 語っていきます。
S.Ocruの先輩方はもちろん、全く知らないという方にも読んでいただきたく…
あわよくばMVのひとつやふたつからいつの間にかハマっていただきたく…
それでは参りましょう!
先日、SOUL'd OUT牧場を営む - こさのこさいさい という記事を書いたところ 今まで全然そんなこと言ってなかったのに突然どうした?!などのお声を友人知人の皆さんから賜りました。
それはそうです。周囲に話すより先に記事に起こしてしまいました。
私自身、ファンになったのは至極最近のことで自分でも困惑しているのです。
ラジオパーソナリティーの職に就くまでは基本J-ROCKばっか聴いてたので、HIPHOPのことは何も知りませんでしたし特に履修する予定もありませんでした。
参考までに私のファン履歴を大まかに表しますと、
中島みゆき→YUKI→スピッツ→くるり→フジファブリック→SUPER BUTTER DOG→モーモールルギャバン→レキシ→group_inou→サカナクション→MAROON 5→Fitz and the Tantrums→SOUL'd OUT(なぜ?)
SOUL'd OUTの存在を知ったのはラジオパーソナリティーになり立ての6年ほど前です。
CD棚の整理をしていたところ、
Amazon | Singin' My Lu(期間生産限定アニメ盤)(DVD付) | SOUL'd OUT, SOUL'd OUT | J-POP | ミュージック このジャケットが目に入り時が止まったのを今でも憶えています。
FEEL ITが過ぎるよ。
そのまま事務所で検索結果の一番上に出て来たウェカピポを観ました。
な、なんだこれ(様々な感情)。
ジャケットやMVの威力に吹っ飛ばされ 強烈なインパクトだけが残る一日となりました。
先述した通り、当時は今よりずっとHIPHOPというものがどういった文化なのかよくわかっていなかったので「こういう世界観が標準なのかもしれない…」と思って その後数年触れることはありませんでした(でもウェカピポだけはたまに観てた)。
転機は唐突に訪れました。
私はブログ書きでもあるため、
こちらのポータルサイトのライターさんからブログの書き方やユーモアの欠片を真剣に学ばせていただいているのですが、
そんなライターの皆さんがYouTubeチャンネルで
こんな企画をアップされていました。
そのとき、脳に電光石火の衝撃!
甦るジャケット画像!!!
確信した「やっぱあの歌い方って特徴的だったんじゃん」!!!!!
何を歌っているのか歌詞を見ても聴き取れないのは私がHIPHOPを知らないからじゃなく、Diggy-MO'さんの歌い方が"そう"だったからとわかりました。
"そう"でなければ選手権は開催されない。
こうなってくると、本家を再び聴きたくなります。
めええっちゃ公式載せてくださってる~~~~~~~
全部観ました。
そしてコメント欄を読んで気付きました。
ファンの皆さんもジャケットとMVセンスをいじっているということに。
そして、
コメント欄のユーモア偏差値が異様に高いということに。
あと新入りファンに尋常じゃなく優しい。
こうして私は連鎖的にSOUL'd OUTファンの生態にも興味を持ち始め、
情報を漁っていたら見つけた動画がこちらです。
ご、語録でコンテンツを生み出してらっしゃる~~~~~~
全部観ました。
そして改めて、SOUL'd OUTの歌詞がファンの間に浸透しまくっていることに驚愕しました。
もっと、私にもっとオモロのSOUL'd OUTをくれ!!!!!
インターネット上を彷徨うオモロゾンビと化していた私はついに、
コントを作った芸人さんがいらっしゃる~~~~~~~~~~
しかもなんと、SOUL'd OUTコントを演ってらっしゃるぬまんづさんはチャンネル内で歌い方講座も載せてくださっていました。
おかげさまでダブルハット(帽子の上に帽子をかぶること)でMagenta Magentaを歌えるようになりました。
ちなみにもうこのへんまで来ると、
初め抱いていた「この造語はなんなのか」「MVはどこを目指しているのか」といった些細な疑問はすべて「こういう文化圏なんだ」と考えるようになっていたので、ダブルハットも多少首を傾げたものの数秒後には受け容れている自分がいました。怖。
これはどういう考え方かというと、
たとえばどこか海外へ旅に出るとしますよね。
異国の地で見慣れないダブルハットのラッパー人が歩いていても、
唐突に「アッア rrrr アッアー」と言われても、「この国の人はこうなんだよ」と言われたら「そっか~」と納得してしまいませんか?
つまりSOUL'd OUT視聴中の私たちは、異文化圏での滞在を楽しんでいる状況に近いのではないでしょうか。
はい。
やっと記事タイトルにかすったことを言えました。長かった~。
休みのたびに東南アジアばっか旅行するお友達が周りにいたりしませんか?
そうです、彼ら彼女らは東南アジアの文化に絶大な魅力を感じているわけです。
他じゃこのエキゾチックさは味わえないよねってやつですね。
私も同じです。
それが地球上の国じゃなくSOUL'd OUT星(あるらしい)というだけで……。
だからこそSOUL'd OUTは未だに多くの旅行者=cru(ファンはS.Ocruと著す)を惹き付けてやまないというわけです。
ところで、すっかりファンになってしまったわけですが
ここまでの道のりでたくさんのSOUL'd OUT派生作品に支えられてきました。
私だって何か、ほんのわずかでもファンらしいことをしたいです。
って言ってもなかなか難しいわけですけれども、
そういえば以前海外の方に日本語を論理的に説明するため日本人向けの日本語検定準一級を取った過去があることを思い出しました(未だ一級取れず)。
SOUL'd OUTの大きな魅力のひとつといえば、その独特な語録!!
これをもっと日常生活で使えるようにまとめられたらよいのでは?!
ブログでも使い勝手がよいのでは?!!(本心)
ということで、仕事の合間にこつこつと始めました。
いいですね。
雰囲気だけは学者っぽいです。
解釈が主観でしかないぞ。
ただマジで誰が得すんだって話になってくるのと、
莫大な時間がかかることは想像に難くありません。
でもDiggyさんだって「何も失わずに手に入れたものなどくれてやる」って言ってるし…。
よし。
完成が何か月後になるかわかりませんがやりましょう。
終わりになりますが、
現在絶賛肉体改造中の私にも有用な歌詞があるのでそちらを紹介します。
「飛ぶの?まだ?飛ぶ 飛びたい Flyte time(フライタ~イ)」という問いかけがあります(なんでこんな念入りに訊いてるかは謎です)。
コンビニスイーツなどの誘惑に負けそうなとき、脳内のDiggy-MO'さんに
「買うの?また?買う 買いたい 喰らいた~い」と歌ってもらうと我慢できます。
ライフハックです。
おまけ
PEACE(ペイス)